報告

[風祭鈍]

第３回警察小説新人賞の選評において、あなたは
「小説として成立していない」と言う必要のない罵倒を浴びせた。最終候補に残った1人は私の執筆仲間だった。
彼はあなたの「誰のためにもならない、心を潰す言葉」にショックを受けて筆を折りました。
私はあなたを軽蔑する。言葉の力をよくよく知っている人間が、前途有望な小説家のタマゴを踏み潰したのだ。驕り高ぶり、傲慢、無神経。あの各先生の選評はたしかに厳しかったが、実のあるものだった。けどあなただけは違った。育成という意識など微塵も感じ取れなかった。
あなたが一人の作家を殺したことを、私は生涯許さない。
選考委員を辞めろ。

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